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晴天祭の本感想

 お疲れ様でした。帰ってきてボーっとしてたらもう日付変わりそうな塩梅であります。
 晴天祭で気になった本の感想などを。ご挨拶させて頂いたところも複数ありまして、突然お邪魔したにもかかわらず快く迎えていただきましてありがとうございました。




ニセキノコモドキ「なんか出ないしなんか出た」
 ニコニコの東方キノコ動画で大変有名なガガンボさんの新刊。紅楼夢では地霊殿&さとり様「ご感想お待ちしてます」で圧倒的な構成力を見せつけられて改めて感服しましたが、今回はキノコ動画路線の本であります。
 一言で言ってしまうと夢想封印が妙なことになってしまった霊夢と魔理沙があれこれする話……なんですが、全編にわたってガガンボさんのセンスが凝縮されております。中でもマガトロさんの良く分からないテンションと全裸になってもなにひとつKENZENな要素を感じさせない霊夢、そして夢想封印-怨-あたりがが見どころではないかなと。


てけてけ漫典堂「秘封鬼想伝」
 紅楼夢、カフェテラスに続いてわずか3カ月で3回目のご一緒となったてけてけさんの新刊。
 おなじみ「描いてもらいました」シリーズから少し離れての秘封本。妖怪に対する見立てと憑物落としというのは、秘封倶楽部の活動としては描かれそうで描かれなかったものかもしれませぬ。岡山ということで吉備津彦と温羅伝説を巡る蓮子とメリーを通じて、異端を排除する人間社会と、妖怪に仕立て上げられた異邦人、それを退治する使命を与えられた英雄という構図が、蓮メリの関係にうまく対比していて素晴らしいです。そして二人ともとても可愛い。
 ちょうど旅行中に鬼ノ城と吉備津神社両方回って来たばかりなので実にタイムリーでした。特に備えたってわけではなく、岡山といえば桃太郎と鬼であろうと思ったからなんですが、前知識があればぐっと引き立つ内容でもありますので、岡山にお出かけの方はこの観光コースお勧めします。


寂びたれ亭「至るまでに対する回答」
 星蓮船の飛倉騒動と、その裏側であったナズーリンと星の関係性についてのお話。扱い辛いと噂のある口授と原作設定をうまく噛み砕いての解釈は読んでいて見事というほかに形容を思いつきません。
 このお話の後日譚に当たると思しきお話が一緒に頒布されていたおきたできたさんとの合同誌「かわいいの日」収録分ということになるのでしょうか。切なくもありますが最後は笑顔で終わるとても良いナズ寅ですので、お勧め。
 そして返す返すも京都で秘封本買い逃したのが悔やまれます……!


一絵筆「冬はつとめて」「東方拾遺集」
 最近のサークルさんのようなのですが、チェック段階でブログを拝見してその絵柄の精緻さに惚れ込んで、会場早々に買わせていただきました。少女少女した絵柄のかわいさもたまらないんですが、会話がとても原作の雰囲気をおさえていて素晴らしいです。
 魔理沙がスターダストレヴァリエで妖夢をふっ飛ばした後に「そんなド真ん中通ってるとひい“た”ぜ」とか、幽々子が行方不明になったところに墓石持ってきちゃうところとか、言い回しやら行動がすごくそれっぽいんですよね。今後の活動が気になります。


蛙屋工房「夏の夜の夢」
 響子ちゃん視点からの鳥獣伎楽のお話。今回唯一買った小説であります。音楽、歌の熱狂と情熱を感情豊かに描く一方で、一輪さんのお化粧とか命蓮寺の日常を細やかに描写しているのが、そこに居るかのように目の前に広がる文章の妙が素敵です。
 siinaさんはニコニコ手書きの東方棋渡世で初めて知った書き手さんですが、あの構成力、描写力は圧巻のひとことであります。動画のほうも興味のある方はぜひ。

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