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C80

#23:34追記
 無事、イベントは終了しました。熱い中スペースまで足を運んでくださった方、スタッフの皆様、ありがとうございました。
 既刊はすべて完売となりました。
 新刊はまだ少々残っていますが、イベントによっては年齢制限のあるものは頒布できないこともありまして、今後既刊として持ち込めるかどうかは少々不透明な状況です。
 なお、今後の予定としては10月の紅楼夢、C81に参加の予定です。。





 今年もやって参りました。今夏のC80、サークル参加します。
 8月13日(土、2日目) 「パ-04a 折葉坂三番地」にてお待ちしています。



◆新刊:「コメイジコミュニケイション」
  A5折本、36ページ 100円 ※R18 

 C80新刊表紙
 さとり様とこいしちゃんのらぶらぶちゅっちゅ姉妹百合(18禁)もの。
 前半こいさと、後半さとこいな感じでエロス満載。
 表紙イラストには「三丁目だったところ」さんのアイコンをお借りしました。ありがとうございます。

◆既刊:「神様のつくりかた。」A5折本、24ページ 100円
◆既刊:「幻想科学スィートタイム」A5折本、16ページ 100円 R18
 スィートタイムは残部少です。もし欲しいという方がありましたら是非に。

 ↓以下、サンプルとなります。

――【open】→【close】――


 旧都の喧噪も遠い、地の底の底。雪の明かりが空けるステンドグラスの色彩の中、ランプの芯が小さな音を立てる。
 食後の紅茶を口へと運び、私は食器と一緒に切り分けたミートパイの残りを片付ける燐を呼び止める。
「ねえ、お燐」
「なんですか、さとり様?」
 似合わないエプロン姿の燐は、屍妖精(ゾンビフェアリー)に配膳台を運ばせながら、ぴこぴこと猫の耳を揺らして振り返る。
「こいしはまだ帰ってこないの?」
「そうですねえ。一応、お食事は用意してるんですけど」
 前はいつだったかな、と呟きながら、顎に指を当てる燐。半ば予想できていた答えとは言え、眉間に皺が寄るのを押さえる事は出来なかった。
「……そう」
「そんなに心配なさらなくても大丈夫だと思いますけどねえ、あたいは」
「それでも、よ」
 込み上げてくる疲れた感情を、紅茶の香りと共に喉に流し込んで、吐息。
 怨霊騒動に端を発した一連の異変以来、地底と地上の間には緊張緩和が進行中だ。鬼や天狗、一部の人間を中心に少しずつ交流も始まっているが、だからと言ってかつての確執までもが消えてなくなるわけではない。忌み嫌われ地の底へと追いやられた妖怪達の恨みは深く、彼らが疎まれた事実もまた一朝一夕に薄れるものではない。
「それに、あの子は特別だもの」
 心の読めない覚(サトリ)。それが妹、古明地こいしだ。他者の心を読む第三の眼を閉ざしたこいしは、同時に無意識を操る心を手に入れた。意識の外に身を置き、既知の外に在る妹の行動は、もはや誰にも予測不能だ。
 私にも、そして恐らくこいし自身にすらも。
 だからこそ、姉としてはなにかとんでもないことをしでかしているのではないかと気が気ではない。
(……心配性だなあ、ですか)
 わずかに苦笑する、燐の思考に交じる感情は呆れ二割、微笑ましさが八割。
 地霊殿に棲みつくペット達は、少なくとも私に対して表裏がない。知恵を付け、人型を取れるようになった者たちは隠し事ぐらいはするものの、それも大抵は些細なことだ。
 けれど――心を読む事の出来ない妹は、どうにも距離を掴みかねる相手だった。
 文字通りの神出鬼没。その気にならなければ、こいしは誰にも気付かれずに、どこにだって行く事ができる。最近気付いたことではあるが、どうもこいしはこの能力を使って、以前から地上へ行き来していたらしい。仮に公になると非常に厄介なことであるので、私も見て見ぬふりをしているが。
 地上との交流が始まってから、こいしの放浪癖はさらに悪化し、いまや姿を見る時の方が珍しい。時折、脈絡なくふらりと帰ってきては、用意してある食事を勝手に食べてまたどこかへ行ってしまう。
「……あれじゃペットと同じよ」
 いや、その意図が分かるだけ動物の方がまだましだ。主人に対して無関心であったとしても、私はそれを知ることができる。
 だが、同じ覚(サトリ)として、自分に最も近しいはずの妹が、今は一番遠くに居る。
 聞けば、妹は地上を出歩いて、そこいらの家にあがりこんだり、好き勝手に食事を物色したりして過ごしているらしい。無意識を操るゆえに誰にも気付かれぬまま、ふらふらと。
(悪いことになっていなければいいんだけど)
 心配症と言われても、不安な心は打ち消せない。覚(サトリ)にとって相手の心が分からないなどというのはあり得ないのだ。こいしは今まさにその異常の最中に在る。
 匣内猫(シュレディンガーキャット)や非黒鴉(ヘンぺルレイヴン)であれば観察することもできるだろうが、その実在すら不確定な妹は、一体どこで何をしているのだろうか。
 地上には吸血鬼や死を操る亡霊、魔女に天狗、脅威となりうる妖怪がいくらでもいる。誰かに騙されていたりしないだろうか。人間達だって油断はできない。地底に乗り込んできた巫女たちは例外としても、最近の人間たちは妖怪を不必要には恐れなくなっているとも聞く。
「あの子、無意識でなんでも判子押したり保証人になっちゃったりするから」
 胸を塞ぐ不安が、溜息になって形を作る。
「そんな事はないと思いますけどねえ」
 お燐の思考は、『大事に思ってるのかどうか微妙なコメントだなあ』と『でもやっぱり、妹思いなんだよなあ、さとり様』と苦笑を交えたもの。
「……地上はそんなに悪いところじゃない、ですか。……あの巫女を恐れない貴方はそうなのかもしれないわね」
 てへ、と燐は舌を出す。
 だが、それも一部に限った事だ。妖怪に真っ向相対してくれる者が多いわけがない。私はそれを嫌というほど知っていた。
 カップの底に残る苦い味を舐め、胸の奥に澱む不安を噛み締める。なにしろこいしは相手の心が読めないのだ。不埒な事を考えてやってくる相手にも気付けないかもしれない。
 覚(サトリ)というのは外から思われているほど精強な存在ではない。交渉であれ戦闘であれ、相手の心を読めるという絶対的なアドバンテージの上で、主導権を握れるに過ぎないのだ。私が鬼やその他の多くの妖怪達を差し置いて、地底の管理を任されているのもそこに一因がある。
 そこいらの雑魚妖怪ならともかくも、その存在を知り、手慣れた相手であればこいしを陥れることは、決して難しくはないだろう。
「……珈琲をお願い。濃い目で、砂糖は要らないわ」
「了解です」
 私は燐にそう命じて、胸の中の不安を払うように、机の上に積み上げた書類に目を戻した。


――【close】→【open】――


「うーん、べちゃべちゃして気持ち悪い……」
 突然の雨だった。風穴に飛び込むまでに結構降られてしまい、帽子と後ろ髪が水を吸って肌に張り付く。急な天候の変化というのは、地底にはない事だから未だに馴染まない。
 モザイク床にぽたぽた雫を垂らしながら、スカートの裾を絞り、ずぶ濡れの靴を後ろ指にひっかけて、靴下でぺたぺたと床を歩く。
 見上げた大時計の針は、もう随分前に日付を跨いでいた。すっかり灯りの落ちた地霊殿の中は静まり返っていて、私の足音ひとつくらいは闇の中に飲まれてしまいそう。
 もっとも、別に目の前で誰かが起きていたって、気付かれずにいるのは簡単なんだけど。
「……お姉ちゃん?」
 と、いうのに、リビングにはまだ明かりがついていた。テーブルの上には、冷めた珈琲が半分ほど残ったカップ。自分の椅子に片肘をついて、お姉ちゃんはうとうとと傾く頭を振り、眠気を堪えている様子だった。
(……眠いんなら、お部屋に戻ればいいのに)
 ペット達には規則正しい生活を言い付けているくせに、たまに帰ってくれば、お姉ちゃんはいつもこんな風に夜更かしをしている。無理する必要なんかないのに、私がそう言うとお姉ちゃんはすぐに怒るのだ。良く分からない。
「まだ起きてたんだ?」
「……こいし」
 能力を切ってドアの隙間から顔を覗かせると、お姉ちゃんは弾かれたように顔を上げる。
 怒るでもない、喜ぶでもない、いつもと同じ不思議な表情に、私は思わず首を傾げた。
「どうしたの?」
「そんなに濡れて――傘くらい持って行きなさいって行ったでしょう」
「そう?」
「そう、って……ああほら、そんなに歩きまわらないで!!」
 靴が手から落ち、傾いた帽子の端から、ぽたぽたと雨雫が落ちる。お姉ちゃんは近くにあったタオル私の頭にかぶせ、ごしごしと擦りはじめようとする。
「……んむーっ……なにするの、お姉ちゃんっ」
 いきなり鬱陶しい事をされたんで、私は一度意識の外側に逃げてから、お姉ちゃんの隣に移動した。というのに、何故だかお姉ちゃんは深く溜息をついた。眉間に寄せられた皺が一層深くなる。
「そんな恰好じゃ風邪をひくでしょう」
「風邪?」
 相変わらず良く分からない心配をするなあ。
「……こいし。こんな時間まで、何をしてたの」
「何をって、色々だよ?」
 答えると、お姉ちゃんは大きく首を振ってみせた。
「そうじゃないわ。どうしてこんなに遅くなるのかって聞いているの」
「えー? 別に。なんとなく」
「なんとなくじゃないわよ。……せめて連絡くらい入れるようにしなさい」
 まるで苦いものでも口に入れたように、お姉ちゃんは表情を歪めた。
「一週間も連絡もないままで――心配したのよ?」
「そうなんだ」
 〝そうなんだ〟――私は文字通り、思うままを口にしただけだったのだけど、それを聞いてお姉ちゃんの顔色が変わる。
「こいし! ……ねえ、お願い、ちゃんと聞いて? あなたが出歩くことにまで口出しはしたくないけど、ものには限度があるでしょう!!」
「むー……。怒ってるの? お姉ちゃん」
「そうよ!! みんなに心配かけて、どういうつもりなの!!」
 嘘だ。
 それはすぐに分かった。少なくともお空やお燐がお姉ちゃんと同じように心配するはずがない。あの子達はあくまでお姉ちゃんの従僕(ペット)であって、その妹である私のことは、究極的にはどうでもいいのだ。一応、敬意こそ払っているみたいだけど、その扱いはかなり適当だ。
(――なんだろう。ざわざわする)
 良く分からない苛立ちが、胸をささくれ立たせていた。お姉ちゃんと長く話していると、いつもこんな感じだ。別に不快とまではいかなくとも、何かがズレたまま噛み合ってる感じがして、キモチが悪い。
「あなたには分からないかもしれないけど、地上は危険なところなのよ。私達を嫌ってる相手だってたくさんいる。いいえ、地底に住んでいるというそれだけで、排斥される理由になるの。だから――」
「お姉ちゃん」
 くどくどと喋るお姉ちゃんの言葉を遮り、私は初めてまっすぐ、その顔を見た。
 言葉を失っているお姉ちゃんの、紫の眼を覗き込んで言う。
「別にさ、私が何してたって、お姉ちゃんに関係ないじゃない」
「か、関係ないわけないでしょうっ!! 姉妹なのよ!!」
 叫ぶ声は、僅かに震えていた。
 そう。これだ。いつも超然とした風を装ってはいても、けっきょくお姉ちゃんは臆病なのだ。人の心が見えるから――見え過ぎてしまうから、あれこれ余計な悩みまで抱え、一人で勝手に押し潰されてしまう。
 それなのに、何にも興味が無いふうを装うんだから、性質(タチ)が悪いと思う。心が視えたって、いいことなんか何にもないのに。
「お燐もお空も言ってたよ? お姉ちゃん、過保護すぎるって」
「っ……そ、そんな事ないわ。あの子たちはそんな事考えてないもの」
(……これだもんなぁ)
 目の前に居る相手の心が読めるくらいで、相手のこと全部を分かってしまった気になれる。お姉ちゃんの――覚(サトリ)って妖怪のそういうところが、気に入らない。
 そのくせ、私の言葉は信用できないのだ。その言葉の裏にある心が読めないから。
 椅子の手すりを握り締め、狼狽(うろた)えるお姉ちゃんの姿がどこか滑稽で、私は自然と、唇の端を緩めていた。
「じゃあ、お燐たちは私に嘘をついたの? なんで? そんなことする意味ないよね?」
「そ、それは……」
 なおももごもごと口を動かすお姉ちゃん。それを見て、私は少し強めに脚を踏みならす。いつの間にか会話の主導権は私の方へと移っていた。
「もー、なんでお姉ちゃん、そんなにうるさいの?」
「……な、なにか、間違いがあってからじゃ遅いでしょっ」
 僅かに顔を赤くして、おねえちゃんは言った。何でも読めるくせに、お姉ちゃんはこういう話題に滅法弱いのだ。明け透けに見えてしまうからこそ嫌がって、そういう話題を極端に避けているからかもしれない。
「まちがい?」
 さも、なんにも分かってませんよー、とばかりの無垢さで首をかしげてみせる。ちょっと声も可愛らしくしてみたり。
 名づけて「あかちゃんはどこからくるのー?」攻撃。面倒くさい保護者(オトナ)を煙に巻くのは一番いい方法だ。
「そ、その……わ、悪い人に、……いたずら、されたりとか」
 たったそれだけのことを口にするだけで、お姉ちゃんは真っ赤になっていた。
 他人のプライバシーなんか無関係な能力のくせに、こういうところがやけに純情なのはどうしたもんだろうと思う。
「ふーん……」
 少しからかってやろう。そう思ったのはごく自然な、無意識。
 あるいは、ちょっとした意趣返しのつもりだったんだろうか。頭の後ろで腕を組んで、なんでもないように言ってみた。
「――そんなの、もうとっくにされてるけどなぁ」


 ………………。
 ……。




 ………………。
 ……。

 下着の上からあっという間にべちゃべちゃに舐められ、そこの形が布地越しにも分かるくらいに透けてゆく。
「っ~~~~!!」
 混乱と恥ずかしさで、何もできなかっただけ。
「っは…ふ、……ちゅ…れるっ……あむっ…」
 思わず瞼を閉じれば、そこは暗闇。私ひとりとそれ以外しか区別のつかない世界。そこでは、目の前にいるのが、私のよく知っているお姉ちゃんなのだということまで、わからなくなってしまう。
 だから私は顔を覆った手の指の間から、お姉ちゃんが私の恥ずかしいところを舐め続けるのをじっと見ているしかなかった。
「…………っ、ふ。……っ、あ」
 必死に、喘ぎ声が出そうになるのだけは堪えて。息継ぎだけを繰り返す。お姉ちゃんが口のまわりをべとべとにして、いやらしい蜜を啜り、こくんと飲みこんで、私の恥ずかしいところを、一生懸命舐めている。
「んぅ、ちゅ……る、じゅる…るぅぅっ」
「っ、あ、っ……!!」
 さら、と紫の髪がお姉ちゃんのおでこを流れる。
 小さな口を一生懸命に開いて、舌先が布地にしわを寄せ、上から下へと、股布を喰い込ませた溝を押し開けるように動く。焦らすように上から下へ、急きたてるように下から上へ。
 にち、にちと粘ついた音の正体は、けれどお姉ちゃんの唾液だけじゃなく、わたしのそこが口を開いていやらしく溢れさせたものだ。
 つう、と唾液と私のいやらしい蜜が混じった糸を引いて、伸びる。
「ふぁ……ッ!?」
 お姉ちゃんはそっと口をすぼめて、割れ目の上にある、一番敏感なところに吸いついた。ちゅう、といやらしい音を響かせて吸われるたび、敏感な突起が引っぱり出されるみたいに布地に擦り付けられて、腰が勝手に跳ね上がる。
 喉からせり上がる声は、抑えることはできなかった。語尾は甘く蕩け、
「おねえちゃ……、っ」
 頭の中まで一緒にぐちゃぐちゃにかき混ぜられたみたい。
 なにもわからないまま、かすれた声で私は『それ』を望んでいた。
「こいし……いい?」
 慈しむように、優しい声音で囁かれて。お姉ちゃんは私の下着の股のところを咥えると、そのまま引き下ろしてゆく。
 私を見上げるように細められたお姉ちゃんの視線が。赤く染まった表情が、訳もなく、私を興奮させる。手を使わずに、唇だけで下着を脱がされるのは、お姉ちゃんを隷属させているみたいで、なんだか物凄くぞくぞくした。
 ぐいと下ろされた下着に、白っぽく泡立った粘り気のある糸が何本も引いてゆく。甘ったるい香りが溢れ、ソファーに蜜の染みがこぼれて落ちる。
 そして――ついに露わになった私の『おんなのこ』が、外の空気に晒された。
 何も身につけていない、私のいちばん大事なところを、隅から隅まで、じっくり見られて。こぽりと、熱く滾ったものが溢れる感覚まではっきりわかるくらい。
 自分で弄ってみたどんな時よりも、敏感になっているのがわかった。
「おねえちゃん……」
 膝を大きく広げられ、何も身につけていない下半身にすうすうと風を感じる。わけもなく泣きそうになりながら、私はお姉ちゃんに叫ぶ。
「……やめ、ないでっ」
 顔じゅうを、涙とよだれでどろどろにして。
「やめちゃ、やだ……っ」
 私は、そう叫んでいた。
 『ん』と。
 小さく頷いたお姉ちゃんが、そこに唇を寄せてゆく。桜色の小さな唇も、私のそこ同様、とろとろといやらしく濡れていた。
 ちろりと、かるく舌先が触れただけで、膨大な感情が流れ込んでくる。繋がったままの第三の眼は、敏感になった身体の触れ合いをきっかけにお姉ちゃんと私の間に直列回路を築いてしまったらしい。
 とろとろの舌がそこを押し広げ、舐めてゆく。
「っあ、あぁ、あぅあ、あ、あっ」
 いやらしく蠢くわたしの『おんなのこ』が、お姉ちゃんの素敵なキスでとろけてゆく。ひとりでしている時とはぜんぜん違って、『そこ』は自分でも信じられないくらいいやらしくカタチを変えていた。
 思わず掴んでしまったお姉ちゃんの頭が、こくんと小さく揺れて、熱い舌先はさらに情熱的に吸いついてくる。
「ぅあ、や、おねえちゃ、あっあ、ぁッ……」
 おねえちゃんに、恥ずかしいところを全部見られて、広げられて、吸われて、舐められて。
 とんでもなく恥ずかしいことをしているのに、胸の高鳴りが止まらない。厭だって気持ちはどんどん薄れて、代わりに際限なく膨らんでゆく、もっとして欲しいという気持ち。
「あ、あっあ、あ、あぅ、く、あっ……」
「……ふふ」
 ねろり、と私のナカから舌を引き抜いて、お姉ちゃんは、くすりと微笑んだ。
「良かった。……こいしはちゃんと、『女の子』なのね」
「……そ、んなの、最初からっ……わかってた、くせにっ……お姉ちゃんの、馬鹿っ……」
 つまらない嘘まで、見抜かれて。もう、私に取り繕うものなんて残ってなかった。情けないくらいに顔を赤くして、私は喉の奥で動物みたいに唸るだけだ。
「こいし、辛かったら、言ってね」
 私のほっぺたに、首筋に、たくさんたくさんキスをして、お姉ちゃんは指まで使って、本格的に私のそこをいじめ始めた。
 お姉ちゃんの指先が、やさしくそこをかき回す。やわらかい内側の粘膜を傷つけないように細心の注意を払いながら、浅くゆっくりと、けれど執拗に。入り口のところをなんども擦られて、じんじんと痺れが腰に伝播し、私の『おんなのこ』はとろんと口を開け、ぷくりと蜜の塊を溢れさせる。お姉ちゃんはそれを指先で掬い、周りのお肉に塗りつけてゆく。
 じんじん痺れるみたいに脚の付け根が熱くなり、指で押し開かれた狭い入口が、その奥のひだひだを覗かせてしまう。
 ぱく、と小さな口を開けたお姉ちゃんが、快感の中に包皮へもぐりこんでしまった突起に吸いついた。にゅるにゅると唾液の混じった粘液を吸い上げ、突起がちゅるんと吸い出される。
「――――――――ッ!!」
 空気に触れるだけで頭に電流が走るそこを、直接唇に吸い上げられて、わたしは悲鳴を上げてしまった。
 脚の付け根がとろけて、ぐちゃぐちゃにぬかるんでいくみたい。息が詰まりそうになり、私は必死に髪を振りみだし、首を振り立てた。
「っ、や、だめ、それだめ、それ、しちゃだめ……っ!!」
「……駄目よ」
 掠れたお姉ちゃんの声が、ぞくりと背中を震わせた。
 ぬぷり。あっさりとお姉ちゃんの指を、『はじめて』の奥へ迎え入れて。私は恥ずかしいくらいはしたなく、お姉ちゃんの指を締めつけてしまう。
「っあ……はぁ、ぅ、っくっ」
「大丈夫よ。……傷ついたりはしてないから」
 ナニが大丈夫なのか全然わからなかった。お姉ちゃんの指は私の奥までゆっくりと出入りして、狭く曲がりくねった道のナカをこね回し、おヘソの側にぷくりと膨らんだ、コリコリとした場所を押し上げる。
 瞬間。ずんっ、と視界が揺らぎ、頭のてっぺんまでを突き上げられたみたいな衝撃が立て続けに私を貫いていた。「っは、ッ、あ、ふ、ひぁああぁっ」
 私の『おんなのこ』がきゅんきゅんと疼いて、お姉ちゃんの指をきつく締め付ける。はっきりと爪のカタチまで分かるくらいに狭くなった私の膣内を、お姉ちゃんは激しく指を前後させた。お姉ちゃんの細い指に、体全部を揺さぶられているみたい。
「ん、……ここも、ね」
 そうして、ぷくりとむき出しになった突起に、お姉ちゃんの唇が、舌先が、思い切り吸いついてくる。
 小さな突起の根元から先端までを、じっくりと、時間をかけてなぞり上げられる。びりびりと、直接そこに甘い電流を流しこまれているみたい。だらしなく伸びた爪先が、ぴんと跳ねてソファーの上を掻き毟る。自分で握り締めた胸上の第三の眼の閉じた瞼を、私は知らず、左右の指で何度も擦っていた。
「っあぁああああああああっ!!」
 背中を走り抜けた快感が、何度も何度も腰の上で爆発する。頭が真っ白になり、ろれつの回らない舌と口元が緩む。そんな中に、突起をそっと指の背中で押し上げられ、私はついに背中をのけぞらせた。
 腰が震え、背骨を貫く様に熱い衝撃が走りぬける。きゅうと足の付け根が震えて、熱い飛沫が噴き上がる。
 ソファーの上にぱちゃぱちゃと降り注ぐ透明な潮を、お姉ちゃんはうっとりと見上げていた。
「あ……や、おねえちゃん……っ」
 ――ごめんなさい。
 粗相をしてしまったお姉ちゃんに、謝罪の言葉が飛び出していた。
 訳もなく涙が溢れてくる。お姉ちゃんはくすりと、言葉にできないくらい妖艶に微笑んで、そおっと私を見た。
 そして、
「…………んっ」
 ほとんど間も置かずに、お姉ちゃんはまた同じところを舐め始めた。たったいま絶頂に昇り詰めて、敏感になったそこに、指を食いこませ、ゆっくりと押し込んで、その倍くらいの時間をかけてゆっくりと引きぬいてゆく。にちゅ、といやらしく蜜を引いた指は、たちまち私のナカへ深く這入りこむ。
「っ、や、ぁ、あぁ」
 お姉ちゃんのそれは、本当に、ほんとうに長く長く、しつっこく続いた。どれだけ私が泣き喚いたって、やめてくれない。私のキモチいいと思うところを、一番感じてしまう場所を、的確すぎるくらい的確に探り当てて、くち、くちと一定のペースを守りながら、何度も何度も掻き回す。
 私がなんど声を上げて果ててしまっても、お姉ちゃんは構わずに指を動かし続けた。快感のうねりは果ても無く高まり、熱い塊がおなかの中にせり上がって、逃げ場をなくして、ぱあんと弾けそうになる。
「っや、ま、また、また、っ………!!」
 たちまち腰を跳ねさせて昇り詰める私に、お姉ちゃんは全然手を緩めてくれなかった。細い指は、私のナカのひだひだの、粘膜を掻き分けて、容赦なく、弱いトコロだけを徹底的に擦りあげる。さっき『はじめて』を覚えたばかりの私のそこは、すっかり馴染んだ様子で、いやらしくにゅぷにゅぷと音を立て、お姉ちゃんの指を根元まで咥えこんでいた。
「や、だ、っ……お、おねえちゃ、ん、っ、やめ、も、もう、そこ、キモチ良く、しないでっ……」
 私の『おんなのこ』の部分が、どんどんお姉ちゃんを覚えさせられてゆく。声を絞り上げるように、お姉ちゃんに叫ぶ。
「も、もう、何度も、イってるっ、からぁっ……!!」
「駄目よ」
 なんども絶頂に突き上げられる中、だらしない顔で懸命に叫んでも。熱に浮かされたような顔で、お姉ちゃんはきっぱりと首を振った。
「こいし。貴方と、もっと、したいの」
 ……ごめんなさい。お姉ちゃんを甘く見てました。
 心を読まれながら、こんなにねちっこく、しつこく責め続けられたら、ぜったい誰にも叶わない。一度達して敏感になった場所を、精確に見つけ出して何度も何度もこね回す。
 お姉ちゃんは一人でしてる時もこんななんだろうか。だとしたらいったい、一度にどれくらい続けるんだろう。
 あたまどころか顔も、涙とよだれでどろどろ。
「っふ、ふーっ、ふぅうっ」
 必死にソファーに噛みついて息を使用するのも、もう限界だった。ソファーの布地はわたしの垂れこぼした唾液でべとべと。
 堪えようとしても勝手に声がでて、腰が跳ねる。
「っああぁああ!?」
 果てもなく押し寄せる快感のうねりは、途切れる気配すらなかった。
「お、ねえ、ちゃ、っ、あ、 へ、んに、なっちゃう、あたま、おかしく、なっちゃうっ!!……わ、わたし、こ、こんなの、知らないっ、こんなキモチいいの、知らない、よぉっ……!!」
 お姉ちゃんの魔法みたいな指に、舌に、私はまた、身体をのけぞらせて甘い悲鳴を上げていた。

 下着の上からあっという間にべちゃべちゃに舐められ、そこの形が布地越しにも分かるくらいに透けてゆく。
「っ~~~~!!」
 混乱と恥ずかしさで、何もできなかっただけ。
「っは…ふ、……ちゅ…れるっ……あむっ…」
 思わず瞼を閉じれば、そこは暗闇。私ひとりとそれ以外しか区別のつかない世界。そこでは、目の前にいるのが、私のよく知っているお姉ちゃんなのだということまで、わからなくなってしまう。
 だから私は顔を覆った手の指の間から、お姉ちゃんが私の恥ずかしいところを舐め続けるのをじっと見ているしかなかった。
「…………っ、ふ。……っ、あ」
 必死に、喘ぎ声が出そうになるのだけは堪えて。息継ぎだけを繰り返す。お姉ちゃんが口のまわりをべとべとにして、いやらしい蜜を啜り、こくんと飲みこんで、私の恥ずかしいところを、一生懸命舐めている。
「んぅ、ちゅ……る、じゅる…るぅぅっ」
「っ、あ、っ……!!」
 さら、と紫の髪がお姉ちゃんのおでこを流れる。
 小さな口を一生懸命に開いて、舌先が布地にしわを寄せ、上から下へと、股布を喰い込ませた溝を押し開けるように動く。焦らすように上から下へ、急きたてるように下から上へ。
 にち、にちと粘ついた音の正体は、けれどお姉ちゃんの唾液だけじゃなく、わたしのそこが口を開いていやらしく溢れさせたものだ。
 つう、と唾液と私のいやらしい蜜が混じった糸を引いて、伸びる。
「ふぁ……ッ!?」
 お姉ちゃんはそっと口をすぼめて、割れ目の上にある、一番敏感なところに吸いついた。ちゅう、といやらしい音を響かせて吸われるたび、敏感な突起が引っぱり出されるみたいに布地に擦り付けられて、腰が勝手に跳ね上がる。
 喉からせり上がる声は、抑えることはできなかった。語尾は甘く蕩け、
「おねえちゃ……、っ」
 頭の中まで一緒にぐちゃぐちゃにかき混ぜられたみたい。
 なにもわからないまま、かすれた声で私は『それ』を望んでいた。
「こいし……いい?」
 慈しむように、優しい声音で囁かれて。お姉ちゃんは私の下着の股のところを咥えると、そのまま引き下ろしてゆく。
 私を見上げるように細められたお姉ちゃんの視線が。赤く染まった表情が、訳もなく、私を興奮させる。手を使わずに、唇だけで下着を脱がされるのは、お姉ちゃんを隷属させているみたいで、なんだか物凄くぞくぞくした。
 ぐいと下ろされた下着に、白っぽく泡立った粘り気のある糸が何本も引いてゆく。甘ったるい香りが溢れ、ソファーに蜜の染みがこぼれて落ちる。
 そして――ついに露わになった私の『おんなのこ』が、外の空気に晒された。
 何も身につけていない、私のいちばん大事なところを、隅から隅まで、じっくり見られて。こぽりと、熱く滾ったものが溢れる感覚まではっきりわかるくらい。
 自分で弄ってみたどんな時よりも、敏感になっているのがわかった。
「おねえちゃん……」
 膝を大きく広げられ、何も身につけていない下半身にすうすうと風を感じる。わけもなく泣きそうになりながら、私はお姉ちゃんに叫ぶ。
「……やめ、ないでっ」
 顔じゅうを、涙とよだれでどろどろにして。
「やめちゃ、やだ……っ」
 私は、そう叫んでいた。
 『ん』と。
 小さく頷いたお姉ちゃんが、そこに唇を寄せてゆく。桜色の小さな唇も、私のそこ同様、とろとろといやらしく濡れていた。
 ちろりと、かるく舌先が触れただけで、膨大な感情が流れ込んでくる。繋がったままの第三の眼は、敏感になった身体の触れ合いをきっかけにお姉ちゃんと私の間に直列回路を築いてしまったらしい。
 とろとろの舌がそこを押し広げ、舐めてゆく。
「っあ、あぁ、あぅあ、あ、あっ」
 いやらしく蠢くわたしの『おんなのこ』が、お姉ちゃんの素敵なキスでとろけてゆく。ひとりでしている時とはぜんぜん違って、『そこ』は自分でも信じられないくらいいやらしくカタチを変えていた。
 思わず掴んでしまったお姉ちゃんの頭が、こくんと小さく揺れて、熱い舌先はさらに情熱的に吸いついてくる。
「ぅあ、や、おねえちゃ、あっあ、ぁッ……」
 おねえちゃんに、恥ずかしいところを全部見られて、広げられて、吸われて、舐められて。
 とんでもなく恥ずかしいことをしているのに、胸の高鳴りが止まらない。厭だって気持ちはどんどん薄れて、代わりに際限なく膨らんでゆく、もっとして欲しいという気持ち。
「あ、あっあ、あ、あぅ、く、あっ……」
「……ふふ」
 ねろり、と私のナカから舌を引き抜いて、お姉ちゃんは、くすりと微笑んだ。
「良かった。……こいしはちゃんと、『女の子』なのね」
「……そ、んなの、最初からっ……わかってた、くせにっ……お姉ちゃんの、馬鹿っ……」
 つまらない嘘まで、見抜かれて。もう、私に取り繕うものなんて残ってなかった。情けないくらいに顔を赤くして、私は喉の奥で動物みたいに唸るだけだ。
「こいし、辛かったら、言ってね」
 私のほっぺたに、首筋に、たくさんたくさんキスをして、お姉ちゃんは指まで使って、本格的に私のそこをいじめ始めた。
 お姉ちゃんの指先が、やさしくそこをかき回す。やわらかい内側の粘膜を傷つけないように細心の注意を払いながら、浅くゆっくりと、けれど執拗に。入り口のところをなんども擦られて、じんじんと痺れが腰に伝播し、私の『おんなのこ』はとろんと口を開け、ぷくりと蜜の塊を溢れさせる。お姉ちゃんはそれを指先で掬い、周りのお肉に塗りつけてゆく。
 じんじん痺れるみたいに脚の付け根が熱くなり、指で押し開かれた狭い入口が、その奥のひだひだを覗かせてしまう。
 ぱく、と小さな口を開けたお姉ちゃんが、快感の中に包皮へもぐりこんでしまった突起に吸いついた。にゅるにゅると唾液の混じった粘液を吸い上げ、突起がちゅるんと吸い出される。
「――――――――ッ!!」
 空気に触れるだけで頭に電流が走るそこを、直接唇に吸い上げられて、わたしは悲鳴を上げてしまった。
 脚の付け根がとろけて、ぐちゃぐちゃにぬかるんでいくみたい。息が詰まりそうになり、私は必死に髪を振りみだし、首を振り立てた。
「っ、や、だめ、それだめ、それ、しちゃだめ……っ!!」
「……駄目よ」
 掠れたお姉ちゃんの声が、ぞくりと背中を震わせた。
 ぬぷり。あっさりとお姉ちゃんの指を、『はじめて』の奥へ迎え入れて。私は恥ずかしいくらいはしたなく、お姉ちゃんの指を締めつけてしまう。
「っあ……はぁ、ぅ、っくっ」
「大丈夫よ。……傷ついたりはしてないから」
 ナニが大丈夫なのか全然わからなかった。お姉ちゃんの指は私の奥までゆっくりと出入りして、狭く曲がりくねった道のナカをこね回し、おヘソの側にぷくりと膨らんだ、コリコリとした場所を押し上げる。
 瞬間。ずんっ、と視界が揺らぎ、頭のてっぺんまでを突き上げられたみたいな衝撃が立て続けに私を貫いていた。「っは、ッ、あ、ふ、ひぁああぁっ」
 私の『おんなのこ』がきゅんきゅんと疼いて、お姉ちゃんの指をきつく締め付ける。はっきりと爪のカタチまで分かるくらいに狭くなった私の膣内を、お姉ちゃんは激しく指を前後させた。お姉ちゃんの細い指に、体全部を揺さぶられているみたい。
「ん、……ここも、ね」
 そうして、ぷくりとむき出しになった突起に、お姉ちゃんの唇が、舌先が、思い切り吸いついてくる。
 小さな突起の根元から先端までを、じっくりと、時間をかけてなぞり上げられる。びりびりと、直接そこに甘い電流を流しこまれているみたい。だらしなく伸びた爪先が、ぴんと跳ねてソファーの上を掻き毟る。自分で握り締めた胸上の第三の眼の閉じた瞼を、私は知らず、左右の指で何度も擦っていた。
「っあぁああああああああっ!!」
 背中を走り抜けた快感が、何度も何度も腰の上で爆発する。頭が真っ白になり、ろれつの回らない舌と口元が緩む。そんな中に、突起をそっと指の背中で押し上げられ、私はついに背中をのけぞらせた。
 腰が震え、背骨を貫く様に熱い衝撃が走りぬける。きゅうと足の付け根が震えて、熱い飛沫が噴き上がる。
 ソファーの上にぱちゃぱちゃと降り注ぐ透明な潮を、お姉ちゃんはうっとりと見上げていた。
「あ……や、おねえちゃん……っ」
 ――ごめんなさい。
 粗相をしてしまったお姉ちゃんに、謝罪の言葉が飛び出していた。
 訳もなく涙が溢れてくる。お姉ちゃんはくすりと、言葉にできないくらい妖艶に微笑んで、そおっと私を見た。
 そして、
「…………んっ」
 ほとんど間も置かずに、お姉ちゃんはまた同じところを舐め始めた。たったいま絶頂に昇り詰めて、敏感になったそこに、指を食いこませ、ゆっくりと押し込んで、その倍くらいの時間をかけてゆっくりと引きぬいてゆく。にちゅ、といやらしく蜜を引いた指は、たちまち私のナカへ深く這入りこむ。
「っ、や、ぁ、あぁ」
 お姉ちゃんのそれは、本当に、ほんとうに長く長く、しつっこく続いた。どれだけ私が泣き喚いたって、やめてくれない。私のキモチいいと思うところを、一番感じてしまう場所を、的確すぎるくらい的確に探り当てて、くち、くちと一定のペースを守りながら、何度も何度も掻き回す。
 私がなんど声を上げて果ててしまっても、お姉ちゃんは構わずに指を動かし続けた。快感のうねりは果ても無く高まり、熱い塊がおなかの中にせり上がって、逃げ場をなくして、ぱあんと弾けそうになる。
「っや、ま、また、また、っ………!!」
 たちまち腰を跳ねさせて昇り詰める私に、お姉ちゃんは全然手を緩めてくれなかった。細い指は、私のナカのひだひだの、粘膜を掻き分けて、容赦なく、弱いトコロだけを徹底的に擦りあげる。さっき『はじめて』を覚えたばかりの私のそこは、すっかり馴染んだ様子で、いやらしくにゅぷにゅぷと音を立て、お姉ちゃんの指を根元まで咥えこんでいた。
「や、だ、っ……お、おねえちゃ、ん、っ、やめ、も、もう、そこ、キモチ良く、しないでっ……」
 私の『おんなのこ』の部分が、どんどんお姉ちゃんを覚えさせられてゆく。声を絞り上げるように、お姉ちゃんに叫ぶ。
「も、もう、何度も、イってるっ、からぁっ……!!」
「駄目よ」
 なんども絶頂に突き上げられる中、だらしない顔で懸命に叫んでも。熱に浮かされたような顔で、お姉ちゃんはきっぱりと首を振った。
「こいし。貴方と、もっと、したいの」
 ……ごめんなさい。お姉ちゃんを甘く見てました。
 心を読まれながら、こんなにねちっこく、しつこく責め続けられたら、ぜったい誰にも叶わない。一度達して敏感になった場所を、精確に見つけ出して何度も何度もこね回す。
 お姉ちゃんは一人でしてる時もこんななんだろうか。だとしたらいったい、一度にどれくらい続けるんだろう。
 あたまどころか顔も、涙とよだれでどろどろ。
「っふ、ふーっ、ふぅうっ」
 必死にソファーに噛みついて息を使用するのも、もう限界だった。ソファーの布地はわたしの垂れこぼした唾液でべとべと。
 堪えようとしても勝手に声がでて、腰が跳ねる。
「っああぁああ!?」
 果てもなく押し寄せる快感のうねりは、途切れる気配すらなかった。
「お、ねえ、ちゃ、っ、あ、 へ、んに、なっちゃう、あたま、おかしく、なっちゃうっ!!……わ、わたし、こ、こんなの、知らないっ、こんなキモチいいの、知らない、よぉっ……!!」
 お姉ちゃんの魔法みたいな指に、舌に、私はまた、身体をのけぞらせて甘い悲鳴を上げていた。


――【close】=【open】――


「っ、はーっ、はーっ、はぁーっ……」
 延々、ひたすらに――いつ終わるとも分からないくらい、徹底的に虐められて。私は声を上げる暇も無く、大きく肩を浮かせ、息をついていた。
 身体もほとんど言うことを聞かない。何度も絶頂に突き上げられて、伸びきった手足は鉛のように重い。
 一体何度、恥ずかしくもはしたなくも潮を噴きまくってしまったのか。
 ソファーの上はびちゃびちゃ湿っていた。自分自身とおねえちゃんの、良く似た甘いおんなのこの匂いが混じり合って、息をするだけでも胸がきゅんきゅんと疼く。
 疲れ切った身体とは対照的に、私の恥ずかしいところはさらに敏感に、甘く疼いて、いやらしい蜜をぷくりと浮かせていた。
「こいし」
 ぎし、とソファーが揺れる。
 小さく囁いて、お姉ちゃんはスカートのホックをはずし、ブラウスとカーディガンの袖から手を抜く。キャミソールをするりと脱ぎ下ろすと、そこにはもう何年もまともに見たことのない、生まれたままのお姉ちゃんの姿があった。
 無駄な肉のない、細い手足。折れそうな腰。薄いけれど、けれどほんのりと先端を色づかせた胸。常日頃、表に出ることなく過ごす色の薄い肌は、ほんのりと紅く色づいていた。
「綺麗……」
 思わずそんな言葉が口をついていた。
 たぶん、私とそう変わらない、華奢なスタイル。
「こいしも、可愛いわ」
 伸ばされた指先が、私の上着のボタンを外してゆく。
 ブラウスも同じように左右にはだけ、あらわになった私の下着に――つけたばかりのブラのフロントホックが、ぱちんと外される。
 私の気にしているぷにぷにのおなかも、形の悪い左足の薬指も、お姉ちゃんは気にしなかった。
 汗ばんだお姉ちゃんの身体が、ぺたりと肌に寄せられる。まるで、私達は生まれた時からそうなっていたみたいに、ぴったりくっついて、触れ合った肌がキモチ良かった。
 胸先がにゅるっと擦れ合い、尖った先端が擦れる度に胸の奥が、おなかの奥がきゅんきゅんと疼いてたまらない。
 こんなに、恥ずかしいのに。
 どうしてだろう、やっぱりおねえちゃんは、わたしのおねえちゃんなのだと、はっきり分かってしまう。
 そして。
 さらり、とお姉ちゃんの前髪が、私のおでこにかかる。
「んっ………」
 これまでのどんなキスよりも、濃厚で素敵なキス。お姉ちゃんの味がする。唾液よりももっともっと濃い、お姉ちゃんの味。
 それが美味しくて、たまらずににゅるにゅると舌を絡めてしまった。
 その瞬間に頭の奥に電流が走る。じいんとココロの奥が疼いて、痺れるように震える。
 私は息をするのも忘れて、お姉ちゃんの唇を吸っていた。
「ん、ん。ふっ、ぅ……」
 今日覚えたばかりの舌を使って、お姉ちゃんの唇を甘く噛み、舌を絡ませあって、蕩けるような味にこくりと喉を鳴らす。
 触れ合う唇から唾液が溢れ、つうと顎を伝ってゆく。
 重なる唇から触れ合う粘膜から、まるで第三の眼みたいに、お姉ちゃんの感情が流れ込んでくる。
 キスの意味なんて、私は今日まで知らなかった。
 身体の中でも、特に敏感で、無防備なところを触れ合わせるってことは、それだけ相手のことを信頼していなきゃできないことだ。
 こんなにも簡単に、人の心を知る方法が、あったなんて。
「おねえちゃん……もっと…もっと、キス、して」
 混じり合った感情が溶け合い、互いの心の区別ができなくなる。溶け合う遺伝子の交わりのうねりの中に、私はみるみる飲み込まれてゆく。
 ――恋が、大好きな人とひとつになりたい、という想いだとするなら。
 私達は、本当にそれができるんだ。
 そう思うと、与えられているだけなのが、たまらなく切なくなって。私はお姉ちゃんの身体に手を伸ばしていた。
 瞳をふれ合わせ、指先をお姉ちゃんの足の隙間に。さっき触っていた時よりも、もっといやらしく、甘く蕩けて。火傷しそうに熱いぬかるみに、ぬるりと指先が沈み込んでいく。
「んぅ……っ♪」
 切なげに眉を寄せ、お姉ちゃんが声を漏らす。
 浅く入っただけの人差し指が、まるでねぶられるみたいに熱くなぞりあげられ、きゅ、きゅ、と間断的に締め付けてくる。それが、お姉ちゃんの感じている身体のリズムなのだとわかった時、とてつもなく愛しさが込み上げてきた。
「おねえちゃん……すごい……」
 お姉ちゃんのナカは、とっても狭くてきついのにみっちりと柔らかいお肉が詰まっていて、寄せ合わされたひだひだがうねうねと蠢いていた。ほんの少し指先を押し込んだだけなのに、まるで唇に吸われているみたいに、ちゅうっと指が奥へ引き込まれてゆく。
 狭いひだひだの中から引き出すように指を動かすと、柔らかなナカがぞるるっと情熱的に絡みついてくる。お姉ちゃんはぶるぶると震えて声を上げた。
 お姉ちゃんの『おんなのこ』に、私は簡単にイかされてしまった。男の子がこれをされたら、絶対に5回ももたないはずだ。
「にゅるにゅるして……ゆび、とけちゃいそう……」
「こいし……」
 もっと。もっと。お姉ちゃんがキモチ良くなれるように。懸命に、お姉ちゃんの心を読もうと――胸の眼を強く、強く意識する。

………………。
 ……。

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