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万魔総覧・12

 ゲヘナAnに登場する魔物データを眺めながら、シナリオのネタになる設定はないかとかこのデータはこんなふうに利用すると面白いんじゃないかとか、あれこれ読み返してぐだぐだと書きつづる企画。
 ……まったくの私見に基づく話なので信憑性は薄いですが、間違い、ツッコミ、誤字脱字等ありましたらご報告いただけると大変ありがたいです。

 本日からしばらくは天才詩人フィサールの独壇場。まずは妄想の亜獣の大進撃。




◆妄想の亜獣
 呪われた詩人フィサールの悪意や怨念が具現化したもの。生命として必要な食性や繁殖すら意味を持たず、現れれば理由も無く襲いかかってくるという、ある意味邪霊よりも煉獄に生きる者たちの敵対者である存在かもしれない。それぞれフィサールが元にした属性、性質のようなものがあるので、それを上手く活かすとシナリオにも雰囲気が出てくる。
 GMとして見ればどんなに理不尽な魔物でもこのカテゴリに入れてしまえば言い訳が立つし、フィサールが西方出身であるという設定から、一般的なファンタジーの魔物なども妄想の亜獣として(その設定なども都合よく改変して)登場させることができるというのも利点。
 フィサールが作り出した怨念の結集体のような、邪霊すら凌駕する凶悪な亜獣もどこかにいるのではなかろうか。


▼スポーン
 妄想の亜獣のなりそこない。デザイン的には「源書の混沌」によって術の強制力を強化することを目的とされたっぽい魔物でもある。R&R掲載のシナリオ「霊鳥を蝕む妄執」のシナリオソースで、複数のスポーンをデリムビュートで拘束して合体しないようにして強制力を高めることができる設定が示されている。
 この能力はタイミングなどを無視して術の強制力を上げるのに使えるため、幻境の儀式魔術とか超高レベルの神語術とかにも応用できる。【儀式攻撃式、隕石】では術の詠唱時間中スポーンを拘束して10体配置しておくと、ダメージが500点増えるわけだから恐ろしい。
 「歩行不適」によって移動速度は遅くイニシアティブも最低レベルではあるが、連撃のデータは強さ評価3にしては並以上。姿勢制御と熱視覚もあるため、侮ると手痛い反撃を食らう。肉体抵抗・精神抵抗も5と、魔術に対する抵抗力は強さ評価6~7の魔物に匹敵するのも特徴。
 もっとも「融合」があるため2匹以上出現すると攻撃よりも融合を優先してしまう。気力も5点しかないので、弱点は多いだろう。
 数百体のスポーンが融合した巨大な肉塊から街一つを守るような高レベルシナリオの敵にするのも面白いかもしれない。

▼メイーダ
 煌少女リプレイの初戦闘の敵。貪欲や飽食を喜ぶものとしてフィサールが作り出しているため、獲物として人間を襲いに来るのだろうか。
 高いイニシアティブを持ち、「機動戦闘」と「炎の翼」を組み合わせた連撃は命中値、ダメージともに1段階強力なものになる。反面魔術への抵抗力は低く、黒炎属性の攻撃をしてくる割に黒炎などへの耐性もない。生命値も低く、回避値も十分とは言い難いので攻撃を許せば案外もろいものとなるだろう。
 空を飛べる利点もあるのだが、距離を取って攻撃できる手段がないので、近接攻撃しかできない初期のPCでも迎撃はさほど難しくはない。
 「本能」も持たず群れて襲ってくることにあまり違和感がないので、部隊編成して行動回数や命中、ダメージを上げると少し上のレベルのボスにもできる。

▼ヌド
 憤怒に呼ばれる強力な肉体攻撃をもつ亜獣。イラストがなんとなくパンダっぽく見えるが、毛皮の色は黒一色でいいんだろうか。連撃は牽制でも10点近いダメージを出し、渾身に至っては20点に届く。命中値がやや低いのが難点か。「締め付け」は敏捷力基準での抵抗で、必要達成数も4と高い。能力値の強化は難しく、妖霊使役の補助をもらっても初期作成のキャラクターには厳しい値だろう。
 いったん締め付けが成功すると以後は組み付き状態となり、離脱は筋力での対抗判定となる。
 この時には主判定数6+「怪力」で判定数は8となり、振りほどく側が能動側となるため、ヌドが期待値を振るとしても離脱には達成数5が必要になってしまう。やはり能力値の強化がないPCには分の悪い勝負だ。いずれの値も低い術師系が狙われた場合は自力での脱出は大幅に堕落が前提の幸運の助けに頼らないと不可能な場合もあるだろう。特に腕を封じられてしまう炎術師は窮地に陥るだろうか。装甲値有効とは言え、毎ラウンド12点のダメージは3~4ラウンドで死が見えてくる。
 さらに「締め付け」状態でも「凶器の尻尾」により標準の行動で連撃を行える強みもあり、1匹で駆け出し享受者2人くらいなら圧倒してしまうかもしれない。尻尾の攻撃が締め付けている相手は狙えないのがせめてもの救いか。

▼スグフィト
 トカゲに似た体躯、という割にイラストはいまいちそんな雰囲気がしないが、コモドドラゴンのようなイメージだろうか。人間や魔物がたくさんの動物を殺した場所に現れるとも言う。
 連撃の命中値が高く、ダメージはさらに「突進」で増加する。同時に移動攻撃の距離も伸びるが、回避値が下がってしまうのが欠点。中位邪霊のディログと同様、PCの攻撃は当たってしまうものと割り切っておくのがいいのだろう。幸いにして装甲値も低くはなく、攻撃を集中されなければ2ラウンド位はなんとか持ちこたえられる。
 「姿勢制御」を持たないので、転倒させられると起きあがるだけで移動攻撃ができなくなる(あくまで戦闘移動の距離を全力移動の距離と同じにする効果)――のだが、単純にテキストを読むだけだと「突進」さえ使用していればダメージは上昇、回避値は低下しているのだろうか。

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