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万魔総覧・10

 ゲヘナAnに登場する魔物データを眺めながら、シナリオのネタになる設定はないかとかこのデータはこんなふうに利用すると面白いんじゃないかとか、あれこれ読み返してぐだぐだと書きつづる企画。
 ……まったくの私見に基づく話なので信憑性は薄いですが、間違い、ツッコミ、誤字脱字等ありましたらご報告いただけると大変ありがたいです。

 野生の本能、魔獣たちの番。




◆魔獣
 解説文が抜けてるようだけど、幻獣カテゴリの説明から類推するに、地底世界の生物のうち人間に危害を加えるモノたちの総称といったところだろうか。4種のうち3種が汎用能力「本能」持ちであり、何らかの意図を持って人間を襲うのではなく、人間を捕食対象としている危険な動物というイメージが近いかと思われる。


▼砂跳魚(サンド・リーパー)
 砂漠にすむ肉食性のピラニアといったところか。
 連撃データはダメージ、攻撃回数ともに強さ評価3の中では弱い部類であり、回避や装甲値、抵抗もさして特筆すべき部分もない。生命力も気力も低く、一般人には危険な生き物だが、享受者であればよほど戦闘力に欠ける者でなければ十分に対応できる強さだろう。
 砂中移動があるため地面に潜られるとやや対処し難い部分があるのと、群れを作るという修正を獄王顕現の部隊ルールで再現されるとなかなか厄介になる。……と言っても、3単位、4単位という数にならなければボスには不向き。
 遭遇としてメインの敵にするには少々物足りない部分は否めず、多数の群れが家畜を求めてキャラバンに迫ってくるのを護衛として撃退するとか、煌少女リプレイのように天変地異の前触れや強力な魔物に追われて押し寄せてくる前座としての登場がそれらしいかもしれない。
 砂嵐や雨の中、砂跳魚の群れからキャラバンや一般人を守る戦闘等の設定をすれば、かなり難易度も上がるだろう。

▼ジャイアント・タランチュラ
 同じ強さ評価3でも砂跳魚よりもおしなべて強力。砂の中に身を潜めて人間を襲うというところから、危険感知などに失敗した相手に不意を打って襲いかかるくらいのことはあるだろう。
 「毒の牙」は敏捷力自体を低下させ、かつ効果累積の強力な能力。1時間というのは戦闘中の自然回復はまず見込めない時間であり、防御能力が低いキャラクターがこれを受け続けるとかなり危険なことになる。命中値自体はさほど高くはないため、最初の不意打ちで「毒の牙」を当ててしまうのが一番だろうか。
 うまい具合に敏捷力を低下させることさえできれば、刀士や暗殺士の戦力を大きく削ぐこともできる。
 毒で弱らされた仲間やNPCを救出するなどの展開も考えられる。
 一般アイテムには解毒剤があるのだが、これは即効性のものではなく効果も劇的ではないとされているため、戦闘終了後はともかく、1回の服用で戦闘中に速座に完全回復させるとするのはやや甘いかもしれない。何ラウンドか後に1点分症状を緩和する程度が無難なのではないだろうか。
 この毒は魔毒なんかにも応用できそうなので、敵の暗殺士がより効果の高い毒に精製して暗器に塗って攻撃するなどの手もあるし、PCの暗殺士に材料として集めさせたり、報酬として渡す方法もあるかもしれない。
 また、同じ魔獣のバジリスクも敏捷力を低下させる特殊能力を持っているので、一緒に出すと非常にいやらしい戦闘になるだろう。

▼ジャイアント・スコルピオ
 蠍人とよく似た能力を持つ魔獣。蠍人はこの魔獣をモデルに作られた獄卒かもしれない。
 連撃のAパターンは命中値が一貫して5であり、これは強さランク4の中では破格の高さ。装甲値も8と他の魔物の倍近い。蠍人と同様の能力「毒針」を持ち、その上さらに「砂中移動」まで所有している。闘技などは持っていないが、この攻撃力は脅威だ。
 強さ評価4は半人前の享受者とおなじという評価だが、おそらく作成直後4ランクのPCでは2人がかりでも楽勝とは言い難いだろう。
 基本ルルブ掲載の魔獣の中では唯一「本能」を持っておらず、ある程度の知能があると思われるため、狙いやすい相手を選別するくらいの事はしてくるかもしれない。体長2m前後で自分よりも小さな獲物を狙うというところから、小動物のPCや小柄なPCなどは要注意。
 「毒針」で術師系が受ける気力ダメージは序盤ではかなりの痛手になる。パーティ全体にも大きな影響を与えるだろう。

▼バジリスク
 煌少女第1話のボス。多彩な邪眼術を使いこなす魔獣。ルフに近い装甲値もさることながら、肉体抵抗が7と極端に高い。
 連撃のデータは可もなく不可もなくだが、「石化無効」、「毒無効」、「姿勢制御」と状態異常を排する汎用能力を持ち、「熱視覚」によって夜でも的確に獲物の居場所を探り当てることができる。邪眼術の発動条件は標的を目視することであり、熱視覚は視覚によるペナルティの大半を無視できるので、夜間は圧倒的な強さを誇るだろう。
 邪眼術も多彩で、【気を散らす眼】で相手の強制力を下げたり【射竦める眼】で相手の回避を下げたりも可能。いずれも3ランクで持っているので消費気力もかなり抑えられ、長期戦にも対応している。【狙い貫く眼】は強制力4、ダメージ14点(半減)の直線上の相手に全てダメージを与える強力な攻撃魔術。
 「毒の体液」も相当にいやらしい能力で、行動も気力も使わずにPCに状態異常を与える恐ろしい能力。一応、ダメージがあったラウンドから使用するのが良いのだろう。
 序盤はなかなか伸ばしにくい肉体抵抗で達成数4を要求するため、刀士や暗殺士には厳しいだろう。主判定数8を生かして相手の離脱を封じ(例外を認めないと、判定に勝利しないと近接状態のままだ)、「毒の体液」で敏捷力にペナルティを与えれば一方的な展開も可能だろう。離れたPCにも【石に換える眼】【痺れ鈍らせる眼】があるため、移動力を減らして「毒の体液」の効果範囲に捕えることができる。
 いずれの場合も、石化を解除するには状態回復の魔術以外にもバジリスクを殺すか、目をえぐるなどの方法があるため、シナリオのボスとしては最適だろう。「本能」の欠点を打ち消している可能性の高いバジリスクを飼いならした邪眼師の集団(解説文)というのは相当に恐ろしい存在だろう。
 石化以外にも別の邪眼の力を持つ亜種がいることが示されており、基本ルルブのシナリオフックには、石化ではなく黄金化してしまうバジリスクの変種による騒動が収録されている。

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