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万魔総覧・8

 すっかり間が空いてしまいましたけど、べ、別に投げたわけじゃないんだからね!

 ということでゲヘナAnに登場する魔物データを眺めながら、シナリオのネタになる設定はないかとかこのデータはこんなふうに利用すると面白いんじゃないかとか、あれこれ読み返してぐだぐだと書きつづる企画。
 ……まったくの私見に基づく話なので信憑性は薄いですが、間違い、ツッコミ、誤字脱字等ありましたらご報告いただけると大変ありがたいです。

 今回は盛りだくさんな亜人種について。




◆亜人種
 煉獄在住の知的(?)種族。それぞれがコミュニティを持ち、煉獄の地に生きていることがこのカテゴリに分類されている所以。状況とPCの対応次第では交渉や取引、協力などといった使い方もできるでしょうか。享受者の種族で成り済ます事ができる可能性があるというのも面白い。特に獣人はこの亜人種との境界線にいる生物なのじゃないだろうかとも。
 ある程度穏やかな性格とある割に、どう見てもそう思えない解説をされてる連中もいる気がするんですが。


▼ペリ
 泉の精霊。原典を見ると人間の戦士に助力を頼んだり、知恵を授けたりという役割やいわゆる羽衣伝説の天女的な立場として娶られたりと語られることもあるようですな。
 基本ルールブックの中では最も低い強さ評価2。真っ向から戦闘する能力はないが【長期隠蔽式、被覆】の強制力3の白シーツで驚かせたり、4の檻で足止めをするなどが無難かと。また、【長期生存式、糧秣】の強制力が0~2(3ランクなので強制力2にできる)でザクドーバイを呼んでみるという手もあるだろう。きちんとPCに襲いかかってくれるかはまた別問題だけど。
 後者のザクドーバイ召喚は、誤って術に失敗してしまい、泉を逃げ出してPCに助けを求めるというようなシナリオにする方法もあるのではないかと。
 いずれにしても敵対的な遭遇よりは、非力だが助力してくれる協力者としての立場が向いているように思えますな。幻鏡域に入った時に情報を渡す相手にしてもいいし、「泉を汚された」「仲間を攫われた」などの理由で支援をしてくれるとか。
 また、「人間の嫁にされている」「人間社会に混じって暮らしていたけど気づかれた」という導入も面白いかも。下働きの娘とか、幹部の愛人が姿を消し、幻鏡域に逃げ込んだので追いかけてみたら実は彼女はペリで、無理矢理掴まっていた――とか、人間に捕まえられた妹を救うために姉が人間社会に潜んでいたけどPCに気付かれてしまったというような展開もありうる。
 ちなみにペリの流す血はルビーになるという伝承もあり、良からぬ連中が、質の良いルビーを生むペリを賭博都市あたりで捕まえて飼っていたりするのもゲヘナっぽくて良いかも。
 彼女達の使う術が厳密に幻鏡術なのかはやや曖昧だが、高レベルのシナリオとしては幻境術の儀式魔術に彼女たちの助けを借りるというのも面白いのではなかろうか。

▼半人間(ナスナース)
 近接距離での格闘能力はそこそこ……に見えるが、恐らく3発目の渾身攻撃が当たらないので弱い部類か。汎用能力「本能」を持っておらず、サルと人間の中間に位置する知能があるというので、不意くらい打ってくるかもしれない。
 外見から判断して住んでいる場所が木の上であるとすると、うまく住処に誘いこめば空を飛べない(飛べても小回りが利かない)PCは足場制限を受けながらの戦闘となり、多少は手ごわくなるだろうか。木の上から飛び降りて、「怪力」を生かして組み付きなどで後衛を捕まえてしまうのが無難。
 設定的に人間を攫って子供を産ませようとすることがあるそうなので、分かりやすく娘さんが攫われたのでそれを助け出す話などが無難なところ。ウッホ、いい女。
 ……獣人とかは酷く冤罪を受けそうな外見だなあと個人的には思っていて、たとえば紫杯連の仲間がゴリラの獣人で、ナスナースと間違われて退治されかけるとか、逆に紫杯連の工作員がナスナースを装って人間を攫ってしまう展開なんかも面白いかもしれない。

▼砂豚(ファブ)
 ふと疑問なのだが煉獄出身のPCがファファール海でイルカを見たときは、「泳ぐ砂豚だ!!」と驚くのだろうか気になって仕方がない。
 強さ評価3の魔物としては強さは平均的だが、砂中移動と遠くの仲間とのコンタクトができるという能力、そして「仲間を呼ぶ」によって集団で行動するとその危険性は大きく跳ね上がる。準備行動の特殊能力の癖に1回の使用で平均して2.5匹の仲間が増える計算なので、早いうちに撃退しないと増える一方である。さらに可能なら部隊(10匹を1単位)にして能力を強化してしまいたい。
 見かけの割に知能が高いとなっているが、汎用能力「本能」持ち。動物レベルで賢いということなのだろうか。
 いろいろ危ないネタではあるが、PC達が砂豚の群れを退治に向かったところ、種族解放同盟のシェパードの獣人が完全堕落するなどして「知能ある友人、砂豚を殺してはならない!!」という妄想に取りつかれて黒沙の船などに仲間を載せ、PC達を攻撃してくるという展開なんかはどうだろう。

▼オアンネス
 いわゆる人魚のモデルなのだが、残念なことに女性型の種族はいないらしい。
 強さ評価は砂豚より上の4。攻撃の命中がその分1点ほど上昇し、全体的に強力になってはいるが飛びぬけて強くなっているというほどでもない。が、砂豚と違って「本能」がないのは重要。
 水中移動能力に長けるため、PCを水中に引きずり込んで攻撃するのがいいだろう。「鉄砲水」は抵抗半減でも6点の強力なダメージソースで、3~4匹でPC一人を集中攻撃するとかなりの脅威になる。
 また【雑芸術:水芸】あたりを使ってくるのも面白いかもしれない。
 水路のある町やオアシスに潜んだり、水に関連する邪霊の手先になるという展開もある。キャラバンの交易ルートに水場を見つけたところ、彼らが棲んでいてトラブルになるとか。
 ファファール海に住んでいてもまったく問題の無い種族とも思えるので、彼らが新天地を求め、まとまってファーユに忍びこんで騒ぎになるとか。
 原始共産制を主体にしているという部分から、魔星降臨のNPC、“危険思想家”ヴィニムと絡ませてみるの展開なども思い付く。

▼四枚羽の天使
 話をしよう。あれは今から36万――いや、400年前だったか。
 基本ルールブックの中では上から数えても五指に入る強さ評価12。
 連撃の攻撃力は強さ評価11の髑髏の騎士や12のヒドラに比べるとやや弱いが、機動戦闘を考慮してちょうど無難な値だろうか。
 神語術を強制力8の固定で使用し、ランク3で補正してくるため強制力10の効果も引き出せる。【身を守る大盾よ、あれ】で50点分の盾を作り、【命刈る大鎌よ、舞え】や「聖光の裁き」を併用して攻撃するのが基本戦術か。防御は【かの鎧は砕けず】強制力8であらゆるダメージを8点軽減できる。
 邪霊や妖霊に対しては圧倒的な無効化能力を誇る「解放(不完全)」だが、PCに対しては有効に働きにくい上、気力消費も激しいので使いどころが難しい。妖霊使いの攻撃を防ぐか、生命力の回復手段としてくらいしか使い道がないだろう。PCの中に崇呪使いがいるような場合は話が別だが。
 余談だが“不完全”という能力名になっているのは、恐らく本当の光輝体の能力が地底では発動できないことを示していると思われる。
 また、彼らが邪霊に立ち向かった場合の無敵ぶりは凄まじい。気力さえ続けば一方的な粛清となるだろう。邪霊への対抗手段として彼等に助力を求める展開もある。
 煉獄において、敬虔なラウ信徒は2割ほどという設定がある(旧版リプレイ付録)。そうでない者たちには彼等は容赦しないだろうし、何より頽廃の果実酒を飲んで邪霊の力も同時に手に入れている享受者たちは、潔癖な天使にとっては敵でしかないかもしれない。
 PCの天使・堕天使に対して理不尽な要求をしてきたり、煉獄の一都市に現れてラウに従わない者達を街ごと焼き払うなど、“行き過ぎた純粋なラウへの帰依”を描くような展開となるだろうか。
 また、四枚羽根の堕天使という存在がありうるのかは興味深いところ。

コメント

お疲れ様です!砂豚とか問答無用で斬られたりしますけど、意思疎通で戦闘回避してもいいですよね。PC天使も羽が増えたり解放とかしたいです!

オアンネス

「人間の男が、腹を裂いた魚を頭からすっぽり被っている」外見の雌のオアンネスがいても問題ないように見えるが。
ムッキムキやで!
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